こんにちは、KEIです。
日本人の悪い所だと思うのですが、
「何にでも一つの正解がある」と考える人が
とても多い気がします。
子供の頃から正解がある問題ばかりを
解かせられてきたからなのでしょう。
だから、何事であっても
必ず一つの正解があると思い込み、
その正解を答えられない事に
とてつもない恐怖を感じるのです。
例えば…
大学の志望理由を聞いたりすると、
ものすごくキレイな理由を答える人が
とても多いですよね。
「病気の人を治したいから医者になりたい」
「そのために医学部に行きます!」
とか、
「弱者を救いたいから弁護士になりたい」
「そのために法学部に行きます!」
とかです。
本当に心の底からそう思っているのなら、
何も問題はありません。
寝ても覚めても「医者になりたい!」
「弁護士になりたい!」と思っているのなら、
全く問題はありません。
でも、本当はそうではないのに、
「これが正解かな?」と思って言ってるのなら、
その志望動機では
受験勉強を最後までやり抜けません。
そういう人は少し上手くいかないだけで、
「自分がやらなくても、
もっと優秀な人が医者(弁護士)になって
弱い人を救ってくれるからいいだろう」
と諦めてしまうからです。
実際、僕の受験生時代にも、
キレイな理由付きで
早慶を目指すと言っていた人は、
ことごとく脱落していきました。
また、メルマガの読者さんで
「官僚になりたいから慶応に行きたい!」
と言っていた人は、すぐに諦めて、
すぐに消えていきました。
おそらく、彼らは、
そのキレイな志望理由が
親や先生から好かれる「正解」だと
思っていたのでしょう。
本当の自分の気持ちに嘘をついて
「正解」に合わせていたのです。
だから、少し上手くいかないだけで
気持ちが折れてしまうのです。
本当に自分がやりたい事をやっていれば、
そんなに簡単に心は折れないですから。
そもそもの話をすると、
一つの「正解」なんて存在しません。
それは大人たちからの洗脳で
「正解」だと思わされているだけです。
だって、
「医者(弁護士)になりたい」と
「この大学で遊びまくりたい」の
どちらかが正解で
とちらかが不正解ですか?
そんなの誰かが決めていい事ですか?
価値観は人それぞれでよくないですか?
正解なんて存在しません。
大切なのは、
「自分がやりたい事は何か?」
という事。
本当の自分の気持ちに正直にならないと、
受験勉強を最後までやり抜けるパワーが
湧いてこないからです。
僕の場合は、子供の頃から
早慶に憧れ続けていました。
だから、それ以外の
大学に行くという選択肢がなかったので、
少し成績が下がったくらいで
諦めるという気持ちにはなりませんでした。
また、
「慶応ボーイになりたい」
「遊びまくりたい!」
という気持ちも出てきたので、
慶応以外の選択肢がなくなっていました。
「官僚になりたいから慶応に行きたい」
と言っていた人はおそらく、
勉強が上手くいかなくなってしまった時に、
「とりあえず慶応以外の大学に入って、
大学に入ってから勉強を頑張ろう!」
と思ってしまったのではないでしょうか。
だから、いつの間にか僕の元を去り、
連絡が取れなくなったのだと思います。
でも、僕の場合は、
「慶応ボーイになって遊びたい!」
という志望理由だから、
慶応を諦めるという選択肢はないんですよ。
結局のところ、
最後までやり抜いて合格する人と
途中で諦めて辞めてしまう人の差は、
「明確な志望理由を持っているか?」
の差だけだったりします。
そして、途中で諦めてしまう人は、
親や先生たちから好かれるであろう
「正解」っぽい志望理由を言ってきます。
本当の自分の気持ちに嘘をついて
存在しない「正解」があると思い込み、
それに合わせて生きているのです。
たしかに、
「慶応ボーイになりたい!」
「遊びまくりたい!」という志望理由では、
慶応大学の学生として
品格に欠けるのではないか?という
批判があるのはわかります。
でも、それって、
合格した後に自分で考えればいい事
ではないですか?
キレイ事を言って落ちてしまったら、
何の意味もないですよね。
自分の気持ちに正直になって、
本気で勉強して合格した後に
ゆっくりと考えればいいんですよ。
その批判がもっともだと思えば
考えを改めればいいし、
筋違いな批判だと思えば
無視すればいいだけです。
今回僕がお伝えしたかった事。
それは、
そもそも「正解」なんて
存在しないという事。
そして、
自分の気持ちに正直にならないと、
受験勉強を最後までやり抜く
パワーが出てこないという事です。
自分の気持ちに正直になって、
明確な志望校と志望理由を持つべき
という事です。
では、どのようにして、
志望校を明確に決めればいいのか?
その方法をこちらに書いておいたので、
必ずすぐに行動を起こしてください。
→志望校を明確に決める方法はこちら
まずは行動を起こさないかぎり、
いつまでたっても何も変わりません。