英語長文読解は正確性よりスピード?

こんにちは、KEIです。

 

僕は幼少期から
極度に父親を恐がって育ったせいか、
とても臆病で慎重な性格でした。

 

もちろん、この性格が
長所になる事もあります。

作業が正確でミスが少なく、
それを褒められる事もありました。

 

しかし、当然ですが、
この性格が短所になる事もあります。

何事にも慎重すぎて、
作業のスピードが遅くなるのです。

 

この性格が最初に最も災いしたのが、
大学受験でした。

 

特に英語の長文読解です。

長文を読むスピードが遅すぎて
制限時間内に読み終わらなかったのです。

 

 

僕が受験しようとしていた早慶は、
とにかく英語長文の量が多い大学でした。

特に慶応はかなり多かったです。

 

だから、僕の長文を読むスピードでは、
全く話にならないレベルでした。

早慶の過去問を解き始めた頃は、
ともに4割前後しか得点できませんでした。

 

「このままではヤバイ」と思った僕は、
何かを変えなくてはいけないと思いました。

 

でも、急に性格は変わりません。

慎重で丁寧に物事を進める性格が
急に大胆になったりはしないのです。

 

簡単に性格を変えたりはできないので、
僕は「英文の読み方」を変えようと思いました。

中学時代から癖になっていた
英文の読み方を変えるしか方法はなかったのです。

 

僕は中学時代にスパルタの先生から、
「英語は後ろから訳せ!」と
毎日のように怒鳴りつけられていました。

この時以来、僕の英文の読み方は、
後ろから前に戻るのが癖になっていました。

 

英語と日本語は構造が違うので、
「和訳問題」であればこの方法は合理的です。

でも、英文の量が多い「長文問題」では、
この方法では制限時間内に終わらないのです。

 

中学時代の恐怖授業が
僕の体に完全に染みついていましたが、
僕は「返り読み」の癖を直す努力を
毎日のように続けました。

 

英文を前から解釈する癖をつけて
英文を読むスピードを上げるとともに、

そこに独自の工夫を付け加えて
自分の長所である「正確さ」「丁寧さ」を
失わないようにしました。

 

この事に集中して取り組んだ結果。

早慶の過去問では
余裕で合格点以上を取れるようになり、
大手予備校の全国模試では
70台後半の偏差値が出ました。

慶応経済の入試本番で
英語と日本史だけで合格点以上を取れたのも、
英語長文の読み方を変えた事が
とても大きかったです。

 

この経験から僕が思う事は、

まずは過去問をしっかり研究して、
その大学がどんな能力を要求しているのかを
把握する事が重要だという事です。

 

英文の量が少なくて、
和訳問題や英作文が多かったりしたら、
それは明らかに「正確性」を求めています。

普段から「正確性」を重視して、
受験勉強を進めるべきでしょう。

 

でも、僕の感覚ですが、

最近はそういう問題を出題する大学は
あまり多くないと思うんですよね。

試験時間と比べると
明らかに多い量の英文を出題してきて、
「さあ、時間内に仕上げられるか?」と
試している大学が多いと思います。

 

このような大学は明らかに、
「スピード」や「処理能力」を
受験生に求めています。

これらの能力を持っている学生を
合格させたいのでしょう。

 

大学がこのような能力を求めている以上、

「僕の長所は慎重さと正確性です!」
とか言っても意味がありません。

「うちはそういう学生を求めていません」
と言われて終了です。

 

だから、まずは過去問を分析して、
求められている能力を把握する事が重要。

そして、試験時間に対して問題量が多い場合は、
「処理スピード」を上げる事を普段から意識して
受験勉強を進める必要があります。

 

僕も元々は慎重で処理スピードが遅い人間ですが、
早慶に合格するために処理スピードを上げる事を
常に意識して勉強していました。

そのおかげで早慶にダブル合格できました。

 

あなたもしっかりと過去問を分析して、
出題者が求めている能力を見抜いてください。

 

P.S.

僕が大学受験生時代に使っていた
上記の英語長文読解法は、

NU通信【2】
「英語長文読解法マニュアル」で
公開しています。

 

NU生は何回も読み返しておいてくださいね。

NEO UNIVERSEのコンテンツ一覧はこちら

 

マニュアルの内容は
スピードを上げる事に重点を置いていますが、
正確性にも気を配っているのは
僕の性格によるところです(苦笑)

 

 

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