得意科目(分野)を作る方法

「苦手科目なんか捨てちまえ!」
「嫌いな事はやらなくていい!」

このような強烈なメッセージを、前回のメルマガで発しました。

 

こちらの記事です
↓↓↓
子供の才能を潰し続ける日本の学校教育

 

 

上記のような言葉だけを発するとかなりの反発があるのですが、前回のように事例と理由を示しながら論理的に説明すると、多くの人が共感してくれます。

 

実際、昨日のメルマガを送ってから今までの間にメルマガを解除した人は少数で、それよりもLINE@の友だち追加数や新・公式メルマガの登録者数の方が多かったです。

おそらく、嫌悪感を持った人よりも、共感してくれた人の方が多かったという事なのでしょう。

 

 

でも、次のような疑問を持った人もいるのではないでしょうか?


KEIさんとHくんのように得意科目と苦手科目がはっきりしている人はいいのですが、自分(自分の子供)にはそのような得意科目がありません。


 

昨日から今日にかけて届いた質問ではありませんが、以前よく聞かれた事なのでお答えしておきます。

 

 

まず、大前提の話をします。

あなた(あなたのお子さん)に得意科目や得意分野がないという事は100%ありえないです。

 

人間には適正と不適正が必ずあるからです。

苦手科目(分野)もありますが、得意科目(分野)も必ずあります。

 

つまり、あなた(あなたのお子さん)には得意科目や得意分野がないのではなく、それが目立たなくなってしまっただけなのです。

 

なぜ目立たなくなってしまったのか?

その理由が前回お話した事です。

 

今の日本の教育には、好きで得意な事を伸び伸びとやらせてあげるという寛容さもなければ、嫌いで苦手な事には目を瞑ってあげるという寛容さもないからです。

 

つまり、あなた(あなたのお子さん)には得意科目や得意分野があるのに、それをひたすら伸び伸びと勉強させてもらうという事がありませんでした。

反対に、苦手科目や苦手分野を「せめて人並みに点数を取りなさい!」と言われて、無理やりやらされてきたのです。

 

 

しかし、苦手科目(分野)なんて、そう簡単には克服できません。

だから苦手になったのです。簡単に克服できるなら、最初から苦手にはなりません。

 

しかも、苦手科目(分野)は嫌いである事がほとんどです。

嫌いでやる気が出ないのに無理やり勉強させられ、それでも苦手だから成績は上がらないという悲惨な状況。

 

こんな事を繰り返していたら、普通の人なら勉強が嫌いになりますよ。

だから、いつの間にか、得意科目(分野)まで勉強する気が失せてしまったのです。

 

寛容さが全く足りない教育システムが、あなた(あなたのお子さん)の才能や長所を消してしまったという事です。

 

どうでしょうか?
思い当たる事がありませんか?

 

 

このような話を聞くと、今まで自分が受けてきた教育に腹が立つかもしれません。

また、親御さんの立場では、お子さんに受けさせてきた教育や、自分がお子さんにしてきた教育に後悔をしてしまうかもしれません。

 

でも、他人を責めても意味がありません。

また、必要以上に自分を責める事も無意味です。

 

もちろん「反省」をする事は大切ですが、それは未来のためであり、過去にとらわれすぎる事は全くの無益です。

得意科目(分野)を消してしまった過去の勉強方法を悔いるよりも、これからどうやって得意科目(分野)を作っていくのかという将来の方が大切だという事です。

 

安心してください。

解決方法はありますので、以下に示します。

 

 

まずは、今の自分の中から「得意科目(分野)」を探すのはやめてください。

今探しても見つからないでしょうから。

 

そうではなくて、自分の中での「好きな科目(分野)」を探してみてください。

 

どれだけ狭い範囲でもかまいません。というか、狭い方がいいです。

例えば、「数学の二次方程式」とか「歴史の室町時代」とか。

 

そして、その好きな分野を集中して勉強してください。

そうすれば、かなり早い段階で成果が出たり、手応えを感じます。

 

人間は好きな事に熱中すれば、すぐに上達するからです。

そして、その範囲が狭ければ狭いほど、成果が出るのは早いです。

 

「社会」とか「歴史」という範囲で考えるから、「全部は好きではないなぁ」と思ってしまったり、成果が出るのが遅くなるのです。

そうではなくて、「室町時代」に興味があるなら、最初はそれだけで十分です。

 

 

この自分の好きな狭い範囲を集中して勉強すれば、すぐに成果・手応えを感じます。

そして、成果・手応えを感じると、モチベーションが上がります。

 

人間はモチベーションが上がると、見える世界が変わってきます。

「二次方程式」だけでなく「二次関数」にも興味が出てきたとか、「室町時代」だけでなく「江戸時代」にも興味が出てきたという風にです。

 

 

こうやって少しずつ好きな分野・得意な分野を広げていけば、いつしか「これが得意だ!」と自信を持って言える科目が出来上がります。

「得意科目がありません」という悩みはなくなるでしょう。

 

どうでしょうか?

希望の光は見えてきたでしょうか?

 

 

ちなみにですが、今回お話しした方法は、

通知表オール2・偏差値30だったKEIが、小6の終わりから中1の秋の約半年間で、偏差値を40以上アップさせて学年1位に躍り出た方法と全く同じです。

また、高校時代に全く勉強しなくなって偏差値40台まで沈んだKEIが、2ヶ月で偏差値を70台まで戻して早慶にダブル合格した方法でもあります。

 

僕自身がこのような経験をしているので、「得意科目最優先」「苦手科目後回し」という方針を日頃から掲げているというわけです。

 

そして、前回お話しした通り、

入試問題が「Bタイプ」であれば、僕とかHくんのように完全に苦手科目を捨ててしまっても合格できる場合があります。

僕たちは、ほとんど得意科目しか勉強していません(笑)

 

 

まあ、それは先の話なので、まずは「好きな分野」を広げる事から始めてみてください。

気付いた時には、それが「大の得意科目」に変わっています。

 

 

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