入試本番でパニックに陥ってしまった受験生の話

こんにちは、KEIです。

 

今回の記事では、

「入試本番でパニックに陥って
頭が真っ白になってしまった受験生の話」

をしたいと思います。

 

 

前々回の記事では、

「試験中に予想外の事が起こって
パニックで頭が真っ白になった時の対処法」

をお話ししました。

 

僕が好きな武将を事例に挙げて、
偉そうに話をさせてもらいました(苦笑)

 

でも、何を隠そう、

これからお話しする
入試本番でパニックになった受験生とは
僕の事です。

 

僕自身が入試本番でパニックに陥って
頭が真っ白になってしまった張本人なのです。

その経過を今回お話しします。

 

 

正直に言いますと、

僕は慶応も早稲田も
けっこう余裕で合格しました。

 

全くパニックになっていません。

両大学とも試験中から
余裕がある状態で合格しました。

 

僕がパニックになってしまったのは、
早慶の前に受験したC大学です。

試験中に予期していなかった事が起こり、
頭が真っ白になってしまったのです。

 

その原因は何だったのか?

 

「英語の試験時間」です。

僕はC大学の英語の試験時間を知らず、
本番中に気付いてパニックになったのです。

 

僕が受験したその他の大学は、
英語の試験時間はほとんどが90分でした。

G大学も受験しましたが90分だったし、
模試でも90分がほとんどでした。

 

だから、僕はC大学も、
90分だと思い込んでいました。

でも、その思い込みが外れていて、
C大学の英語の試験時間は80分だったのです。

 

僕は90分だと思っていたので、
当然その時間を意識して問題を解いていました。

90分で全ての問題を解き終わるように
時間を配分していたのです。

 

ところが…

 

試験開始から70分が経過した時、

「残り10分です」という
試験監督の声が掛かりました。

 

「えっ?」と思いました。

「あと20分ある」と思っていましたから。

 

僕は慌てふためきました。

20分で解こうと思っていた問題を
10分で解かなくてはいけなくなったからです。

 

でも、無理でした。

完全に頭が真っ白になってしまって、
問題を解ける状態ではありませんでした。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

20分で解こうと思っていた問題を
10分で解かなくてはいけなくなった

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

あなたはこう聞いたら、

「半分しかできなかったのでは?」

と思うかもしれません。

 

でも、それはありえません。

半分どころの話ではなくて、
「一問も解けない」という状態でした。

 

これが「パニックの恐怖」です。

人間は一度パニックに陥ってしまうと、
わけのわからない事をしてしまうのです。

 

当時の僕もパニックになっていたので、
自分が何をしたのか覚えていません。

普段の自分ならありえないような
わけわからない事をしたのだと思います。

 

結局、英語の残り10分では、
全く問題を解けない状態でした。

そのショックを引きずって、
他の科目でも大失敗しました。

 

だから、何としても、
入試本番のようなとても重要な時間には、
パニックになる事を避けなくてはいけません。

 

これが僕が前々回の記事で、
パニックになりそうな時の対処法を
お話しした理由です。

パニックで頭が真っ白になってしまったら、
その瞬間にお終いですから。

 

この年の入試日程では、

僕にとって最初の入試本番が
このC大学でした。

僕は出鼻を挫かれてしまって、
幸先の悪いスタートを切る事になりました。

 

ただ、先に結果をお話しすると、
それでもC大学は合格していました。

合格通知が届いた時に目を疑った事を
今でも覚えています。

 

でも、もしあの時、
C大学に不合格になっていたら…

 

そう考えると今でも恐ろしくなります。

僕はマイナス思考の虜になり、
早慶のダブル合格は危なかったかもしれません。

 

では、なぜ僕はあの時、
パニックになってしまったのか?

 

C大学の英語の試験時間を
知らなかったことが原因です。

つまり、あの時の僕は、
C大学の過去問を全く見ておらず、
入試要項すら読んでいなかったのです。

 

入試当日も試験開始ギリギリに
僕は会場に飛び込みました。

だから、入試問題の表紙を見ておらず、
試験時間を知らないまま問題を解き始めました。

(※)

正確に言うと、
「試験時間は90分」と思い込んだ状態で
問題を解き始めました。

 

 

それに対して、

僕はG大学と早慶に関しては、
かなり念入りに過去問を研究していました。

 

「僕の受験勉強の8割が過去問研究」

そう言っても過言ではありませんでしたから。

 

だから、G大学と早慶は、
かなり余裕を持って合格したのですが、

C大学に関しては全く過去問を見ておらず
入試要項すら見ていませんでした。

 

つまり、結論を言ってしまえば、

僕がC大学の入試本番でパニックになったのは、
完全に「準備不足」が原因です。

 

しっかり過去問を研究し、
念入りに入試要項を読んでおけば、
十分にあの事態を避けれました。

 

だから、まずは、

「念入りな準備をしておく事」が
とても大切になります。

 

 

でも、前々回の記事で話した通り、

どれだけ念入りな準備をしても
試験中に全く予期していなかった事が起こり、
パニックに陥ってしまう可能性はあります。

 

人間は一度パニックに陥ると
大変な事になります。

全く頭が働かなくなります。

 

僕自身の事例をお話しした通り、

いつもの自分であれば普通にできる事が
全くできなくなってしまいます。

 

だから、入試本番で
パニックに陥ってしまう事だけは、
絶対に避けなくてはいけません。

 

そのために大切なのは、
まずは念入りな準備をしておく事。

これが大前提です。

 

そして、もう一つ大切なのは、

どれだけ念入りな準備をしても
全く予想していなかった事が起こって、

パニックに陥ってしまう可能性がある事を
事前に知っておく事です。

 

「パニックに陥ってしまう可能性はある」

そのように事前に心に留めておけば、
いざそうなってしまった時に対応できるからです。

 

そして、その時のために、
僕はこの記事を書いておきました。

試験中にパニックになりそうな時の対処法

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1.念入りな準備をする
2.パニックに陥る可能性がある事を知っておく
3.そうなった時には上記の記事を思い出す

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

この3つの事を意識しておけば、

入試本番でパニックに陥って
大失敗をしてしまうという事態を
避けれる可能性が高まると思います。

 

頑張ってください!

 

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