勉強時間を増やす「根性」か、勉強量を減らす「勇気」か

こんにちは、KEIです。

 

今回はNU生から届いた感想を一通、
ご紹介したいと思います。

 

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こんばんは。Kです。

いつもメール配信ありがとうございます!

KEIさんのメール、
NEO UNIVERSEなどを何度も読み、
今日模試の自己採点をやっていて
気がついたことがあります。

それは、本当にテクニックとか、
勉強方法とかって一番大事な点ではない、

ということです。
(何回もKEIさんが仰っている事ですが……。)

私は、勉強方法とか
テクニックとかを気にしちゃう人で、
何度も色んな方法を試して、変えて、
を繰り返してました。

一応毎日英語だけを集中的にやって
少しずつ成績が伸びていたのですが、
成績の上がるペースが遅くて、
何でだろう?って考えてみたんです。

それは、やっぱりやると決めたことを
一つに絞ってやってないからだな、
と思いました。

結局は、簡単に言えば
どれだけ繰り返してやって、
どれだけ頭に定着させたかっていう
話なのかな~と。

成績上げている人って、
必ず何回も何十回も繰り返してやっていて、
そしてそれを絶対揺らがない気持ちで
やる人じゃないかな、と思いました!

まだそういう風にして
たくさん点を伸ばした訳ではないですが、
これからはそうやってやっていこうと
思ってます。

そして、そのままやれば成績は伸びるな、
と(なぜか)確信してます笑

この気持ちを忘れないために
メールさせて頂きました!

返信はいらないです。

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この子は高校3年生です。

現在の「NEO UNIVERSE」は、
高3がけっこう多いですね。

 

多分、女子だと思います。
(名前から判断すると)

ウェブ講座だと直接会わないので、
性別がわかりません…

 

 

今までに何回も言ってきた事ですが、

1.理解する(インプット)
2.練習する(アウトプット)

何かを上達させるためには、
この2ステップが絶対に必要です。

 

掛け算九九や鉄棒の逆上がり、
跳び箱でも、縄跳びの二重跳びでも、
全く同じだったはずです。

 

しかしながら、受験勉強の事になると、
多くの人が「インプット」に偏りすぎます。

学校に行って、塾や予備校にも行って、
一日中「授業」ばかりを受けているのです。

 

それは例えて言えば、

一日中逆上がりのやり方を
教えてもらっているだけの状態です。

やり方を完璧に理解していても、
実際には逆上がりができない状態です。

 

1日は24時間しかありません。

だから、学校に行って、
塾や予備校にも行くという方法自体に、
大きな問題があると言わざるをえません。

 

アウトプットをする
時間を取れないからです。

一日中インプットばかりで、
全く頭に定着していない状態です。

 

 

僕は、この問題を解決するためには、
2つの方法しかないと思っています。

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(1)

塾や予備校に通ったまま、
アウトプットの時間を確保するために
大幅に勉強時間を増やす。

つまり、学校に行って、
さらに塾や予備校でも授業を受けて、
その後にアウトプットをするという事。

遊ぶ時間なんか当然ないし、
息抜きをする時間もなくなるでしょう。

睡眠時間も削って、
アウトプットをしてください。

相当な「根性」が必要だと思います。

 

(2)

塾や予備校に行く時間を減らして、
その時間をアウトプットに回す。

つまり、学校でインプットをして、
その後すぐにアウトプットをするという事。

息抜きをする時間も確保できるし、
遊ぶ時間も確保できるかもしれません。

睡眠時間を減らす必要もありません。

しかし!

塾や予備校に行くのをやめて、
勉強量を減らす「勇気」が必要になります。

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僕は迷わずに(2)を選択しました。

僕にとって勉強時間を増やす事は
絶対に無理だったからです。

 

遊ぶ時間を減らすのも無理でした。
睡眠時間を減らすのも無理でした。

だから、塾や予備校に行く時間を減らして、
その時間をアウトプットに回しました。

 

僕の教え子で、
大きく成績を上げている人たちも、
ほとんどが(2)です。

 

僕の元に集まるくらいですから、
当然ですよね(笑)

(1)を選ぶような優等生は、
絶対に僕の所には来ないでしょ。

(1)を選ぼうと思った人は、
必ず以下の記事を読んでおいてください。

基本的に僕は、
勉強時間を増やす事には反対です。

受験生にとって最低限必要な睡眠時間は?

 

 

 

だから、僕は自分の教え子には、

「勇気」と「覚悟」と「決断」の重要性を
繰り返し繰り返し伝えています。

 

勉強時間を増やす
「根性」がないのは全然OKです。

そんなものは僕にもありません。

 

でも、その場合には、

塾や予備校に行く回数を大幅に減らして、
勉強量を減らす「勇気」が絶対に必要です。

アウトプットの時間を確保するためにです。

 

 

そもそもの話をすれば、

学校で授業を受けているわけですから、
また塾や予備校で授業を受ける必要はありません。

学校でインプットをした後に、
すぐにアウトプットをすればいいのです。

 

そして、アウトプットをした時に、

「この分野はインプットをやり直した方がいい」

と理解不足を感じた場合には、

その分野だけもう一回授業を受けて
インプットをやり直せばいいのです。

 

つまり、塾や予備校の授業を
全て受ける必要はないんですよ。

学校の授業だけでも
インプットが足りている分野が
絶対にあるはずですから。

 

だから、僕の教え子たちは、
ずっとこれを使い続けています。

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自分にとって必要な授業だけを
選択して受講することができるからです。

 

 

時間が無限にあるのなら、
塾や予備校の授業を全て受けても
全く問題はありません。

勉強量をできるだけ増やした方が
そりゃ安心ですからね。

 

でも、時間は有限です。

1日は24時間、
1年は365日しかありません。

 

この限られた時間の中で、
インプットとアウトプットを繰り返して、
頭に定着させなくてはいけないのです。

 

であれば、

明らかに多すぎるインプット時間を減らして、
その時間をアウトプットに回す必要があります。

 

そのためには、

塾や予備校に行く回数を減らして、
勉強量を減らす「覚悟」が必要です。

 

 

僕の教え子に成績を上げる人が多いのは、

この「勇気」と「覚悟」と「決断力」が
他の人たちよりも上回っているからです。

 

勉強量を減らし、勉強する科目も絞り込み、
何回もインプットとアウトプットを繰り返して、
確実に頭に定着させているのです。

 

僕は「勉強時間を増やす根性」を
教え子たちには一切求めていませんので、

僕の元で成績を上げるのであれば、
「勉強量を減らす勇気」しか方法はありません。

 

つまり、インプット量を絞り込んで、
その削った時間をアウトプットに回して、
確実に頭に定着させるという事です。

 

頭に定着させることができないのであれば、
そのインプットは時間の無駄です。

であれば、そのインプットの時間を、
アウトプットに回した方がいいですよね。

 

 

話を元に戻しますが、

今回メールを送ってくれたKさんは、
この「勇気」が足りていないのだと思います。

 

「成績は上がっているけど、
その上がり方が他のNU生たちより遅い」

こう正直に言ってくれていますが、
その原因は「勇気の不足」だと思います。

 

あれをやったりこれをやったり、
色々な事に手を出してしまっていて、

せっかく勉強した事が
頭に定着していないのだと思います。

 

実際、

「何度も色んな方法を試して、変えて、」
「やると決めた事を一つに絞ってやってない」

と自分でも書いていますよね。

 

それに対して、
短期間で成績を上げているNU生は、

「勇気」を持って「覚悟」を決めて
大胆に「決断」をしています。

 

この前、物理の偏差値を20上げたHくんは、
これだけでインプットをしたみたいです。

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インプットをこれだけに絞り込み、
アウトプットを何回も繰り返したのでしょう。

その「勇気」と「覚悟」と「決断」が
大きな成果を生み出したのです。

 

 

ちなみにですが、

僕は自分オリジナルの日本史教材を
最低でも20回はアウトプットを繰り返しました。

いちいち回数を数えていませんでしたが、
どれだけ少なく見積もっても20回以上やりました。

 

1年間で総合偏差値を30以上アップさせて
難関国公立大学に現役合格した教え子のUさんも
100回はアウトプットを繰り返したそうです。

僕もUさんも、塾や予備校で
無駄なインプットをする時間を徹底的に減らし、
その時間をアウトプットに回したのです。

 

 

「3回やったけど覚えられません…」

「効率の良い暗記方法はないでしょうか?」

 

このような趣旨の質問がよく届くのですが、
僕の回答は単純明快です。

「それだけで覚えられるわけがないでしょ」

 

あなたが覚えられない原因は、
テクニック(暗記方法)ではありません。

「勇気・覚悟・決断力の不足」です。

 

「みんなが行ってるから」
みたいな理由で塾や予備校に通い続け、

無駄なインプットを続けているから、
アウトプット不足に陥ってしまうのですよ。

 

つまり、勇気・覚悟・決断力の不足が
深刻なアウトプット不足につながってしまって、
「覚えられません…」になるのです。

 

インプットとアウトプットのバランスについて
一度しっかりと考え直してみましょう!

 

(※)今回の記事の続きはこちら

「根性」も「勇気」もない受験生の末路

 

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