こんにちは、KEIです。
前回の記事では、
成績が上がらない原因として、
授業(インプット)の量が多すぎて、
演習(アウトプット)の量が足りていない
という話をしました。
このような話をすると、
必ず次のような質問が届きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自分は部活をやっています。
塾にも通っています。
「演習(アウトプット)が足りない」
というKEIさんのお話はよく理解できますが、
演習量を増やす時間がありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何回もこのような趣旨の質問が来ました。
たしかに、
今まで通りの考え方をしていたら、
演習量を増やす時間はないと思います。
1日は24時間しかありませんからね。
この問題を解決するためには、
絶対に必要なマインドセット(心構え)
があります。
それは、
「全てを完璧にこなす方法は存在しない」
です。
1日は24時間です。
1年間は365日です。
つまり「時間は有限」です。
だから、
「時間はお金より貴重」
「時間をお金で買う必要がある」
と言ってきました。
この限られた時間の中で、
全てを完璧にこなすのは不可能です。
時間をお金で買う
努力を怠らなかったとしても、
全ての事を完璧にはできません。
という事は、
限られた時間の中で何かをやるためには、
何かをやめなくてはいけません。
他の何かをやめて時間を作って、
新しい事を始めるしか方法はないのです。
そして、
その何かをやめる決断ができるかどうかで
その人が成功できるかが決まります。
では、何をやめる必要があるのか?
僕の個人的な意見ですが、
部活をやめる必要はないと思っています。
もちろん、やめたいのなら、
やめてしまった方がいいです。
やりたくない事を無理にやったって
良い結果は出ませんからね。
でも、自分が部活をやりたいのなら、
それをやめる必要はないと思います。
やりたい事をやる事によって
モチベーションを高く維持できるので、
勉強にも良い影響があるでしょう。
であれば、
演習時間(アウトプット)を確保するために、
何をやめる必要があるのか?
僕の考えでは
「塾の授業」です。
これって本当に
必要なのでしょうか。
何かを上達させるためには、
次のステップが必要だと言いました。
1.理解する(インプット)
2.練習する(アウトプット)
あなたは、
学校で授業を受けています。
つまり、学校で
インプットをしています。
であれば、
学校で授業を受けた後に、
すぐに演習すればいいと思います。
なんで、わざわざ塾に行って、
もう一回インプットをやり直す必要があるのでしょうか?
それが、勉強がインプットに偏りすぎて、
アウトプットが足りなくなっている原因に
間違いなくなっています。
そうすると、
また次のような質問が届きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
たしかにその通りですけど、
学校の授業だけでは理解できない事もあります。
だから塾に行っているので、
塾の授業を受けないのは不安です…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その気持ちはよくわかります。
でも、ここで先ほどの
マインドセットを思い出してください。
「全てを完璧にこなす方法は存在しない」
何かをやるためには、
何かをやめなくてはいけないんです。
時間は限られているのですから。
その有限な時間の中で、
「不安だから受けている塾の授業」と
「鉄棒の逆上がりでも掛け算九九の時でも
どんな時でも必ず必要だったアウトプット」
このどちらを優先しなくてはいけないのかを
しっかりと考えてください。
たしかに、
「学校の授業では理解できない事もある」
「だから塾でもう一回授業を受けたい」
それはその通りだと思うし、
理にかなった考え方だと思います。
でも、その場合は、
学校で理解できなかった授業だけ、
塾の授業を受ければいいのではありませんか?
塾の授業を全て受ける必要がありますか?
そんな事をしているから、
勉強がインプットに偏りすぎて
アウトプットが足りなくなるのではありませんか?
「塾の授業を全て受けた方が安心できる」
その気持ちは理解できます。
他の人と同じ事をしていた方が安心ですからね。
前回の記事でも話した通り、
日本では塾や予備校で授業を受けるのが、
圧倒的多数派の勉強方法です。
だから、他の人たちと同じように、
塾や予備校に行きたいという気持ちは理解できます。
でも、
他の人と同じ事をしていたら、
他の人と同じ結果しか出ないという事を
よく考えるべきだと思います。
塾や予備校の授業を全て受け続けて、
短期間で大きく成績を上げた人はいますか?
ほとんどいないんじゃありませんか?
あなたの周りにいる人たちを見れば、
それはすぐにわかる事だと思います。
であれば、
彼らと同じように
塾や予備校の授業を全て受けていたら、
彼らと同じ結果しか出せません。
短期間で大きく成績を上げたいのなら、
彼らとは違う事をやらなくてはいけません。
「他の人とは違う事をやる!」
この勇気ある決断ができるかどうかで
成功できる人とできない人にわかれるんです。
ここからは、
高3の4月の時点で20台だった
英語の偏差値を2ヶ月で40近くアップさせて、
難関国公立大学(理学部)に
現役合格した僕の教え子を事例に出して
話をします。
※この人を「Uさん」とします。
Uさんは週に一回しか
塾に通っていません。
アウトプットする時間を
確保するためです。
不安だったと思いますよ。
同級生はほぼ全員と言っていいくらい、
大手塾や予備校に通っていたはずですからね。
それに対して、
過去問演習を中心とした
アウトプットの重要性を主張している
僕みたいな人間は少数派です。
でも、Uさんは、
多数派の勉強方法を選択せずに、
少数派の勉強方法を選択しました。
僕の「入試マスタープログラム」に参加して、
塾には週1回しか通わなかったのです。
※
「入試マスタープログラム」は
過去に開講していた僕の独自講座です。
現在は「NEO UNIVERSE」で
僕の受験勉強の戦略を教えています。
「多数派とは同じ事をやらない」
「他の人と違う結果を出したいなら
他の人と違う事をやる」
この勇気ある決断ができるかどうかが、
成功できるかどうかの第一関門です。
Uさんの勇気と覚悟と決断力。
これが成功の要因だったと思います。
その後、彼は、
アウトプット重視の勉強を続けて、
どんどん成績を上げていきました。
しかし、当然ですが、
学校の授業だけでは
理解できない分野も出てきます。
そんな時には、
これを使ってもらいました。
つまり、彼は、
学校の授業で理解できた分野は、
すぐに演習(アウトプット)しました。
そして、
学校の授業で理解できなかった分野だけ、
上記のサービスで授業を受けたのです。
この方法であれば、
塾や予備校で
全ての授業を受ける場合と比べたら、
かなりの時間を節約できます。
その節約した時間で
彼はこまめにアウトプットをして、
「記憶のメンテナンス」をしたのです。
だから、勉強した事が確実に記憶に定着し、
「非常識」と言われるレベルの成績アップを
短期間で成し遂げてしまったのです。
まとめます。
塾や予備校の授業を全て受けていると、
演習(アウトプット)する時間が足りなくなる。
それに対して、僕の教え子は、
学校の授業で理解できなかった分野だけ
塾・予備校の授業を受ける。
演習(アウトプット)をやってみて、
インプットをやり直す必要がある分野も
塾・予備校の授業を受ける。
これだけに限定して
塾・予備校の授業を受けているので、
全ての授業を受ける場合と比べたら、
かなりの時間を節約できます。
その節約した時間をアウトプットに回し、
こまめに「記憶のメンテナンス」をしました。
だから、勉強した事が確実に記憶に残り、
短期間での成績アップが可能になったのです。
でも、普通の塾・予備校では、
全ての授業に出席するのが原則だし、
その授業料はかなりの高額です。
学校で理解できなかった分野だけ出席して、
それ以外の授業を欠席してしまったら、
かなりのお金を無駄にしてしまうでしょう。
だから、Uさんには、
これを使ってもらったのです。
このオンライン学習サービスであれば、
学校の授業で理解できなかった分野だけ
授業を受け直すという使い方ができるからです。
勉強がインプットに偏りすぎて
成績が上がらなくなる原因。
それは、
塾や予備校の授業を全て受けていると、
演習(アウトプット)する時間が足りなくなる
です。
思い当たる事がある場合は、
すぐに適切な対応を取りましょう!