こんにちは、KEIです。
中学時代の僕は、
塾の授業を中心とした勉強を
3年間ずっとやっていました。
その結果、
高校入試は落ちました。
大学受験生時代の僕は、
中学時代とは真逆で、
過去問演習・研究を中心とした勉強を
自学自習でやっていました。
予備校の授業を極限まで減らし、
早慶にダブル合格しました。
これは指導者になった現在でも同じです。
僕の「NEO UNIVERSE」では
成績を急上昇させる人が続出していますが、
その大部分は塾や予備校に行っていないか、
行く回数がかなり少ない人たちです。
日本の受験勉強業界では、
塾や予備校に通って勉強する人が
圧倒的多数なのが現状です。
でも、その大部分は、
あまり成績が上がりません。
下がっている人もいます。
それに対して、
僕のように過去問演習・研究を中心とした
自学自習をする人は圧倒的少数です。
だから、
「非常識」「異常」と言われるのですが、
僕の教え子たちは成績を上げまくっています。
なぜなのでしょうか?
圧倒的多数派であるにもかかわらず、
なぜ、塾や予備校に通っている人たちは
あまり成績が上がらないのでしょうか?
圧倒的少数派であるにもかかわらず、
なぜ、僕の教え子たちは、
成績を上げる人が続出するのでしょうか?
その理由は単純明快です。
1.理解する(インプット)
2.練習する(アウトプット)
何かを上達させるためには、
必ずこの2つのステップが必要です。
あなたが初めて
鉄棒の逆上がりができるようになった時を
思い出してみてください。
まず、先生から
逆上がりのやり方を教えてもらって
理解したはずです。(インプット)
そして、やり方を理解した後に、
ひたすら練習をしたはずです。
(アウトプット)
これは、初めて、
二重跳びができるようになった時も
自転車に乗れるようになった時も
掛け算九九が言えるようになった時も
全く同じだったはずです。
そして、ここからが最も重要です。
上記の事ができるようになった時、
「1.理解する」と「2.練習する」の
どちらにより多くの時間を使ったかを
思い出してください。
普通の人であれば、
「1.理解する」よりも「2.練習する」に
圧倒的に多くの時間を使ったはずです。
縄跳びの二重跳びでも自転車でも
鉄棒の逆上がりでも掛け算九九でも、
全く同じだったでしょう。
つまり、あなたは、
理解(インプット)をした後は
ひたすら練習(アウトプット)を続けて、
色々な事を上達させてきたんです。
しかし、
塾や予備校に通って勉強している
受験生たちはどうでしょうか?
彼らは学校で授業を受けています。
そして、学校が終わった後に、
さらに塾・予備校で授業を受けています。
この勉強のやり方では、
一日中インプットしてるだけですよね。
これでは成績が上がるはずありません。
これは鉄棒の逆上がりの場合であれば、
逆上がりのやり方を一日中教えてもらったり、
一日中見せてもらっているだけの状態です。
これだけで逆上がりができるようになったら、
それは奇跡です。普通は無理です。
逆上がりのやり方は理解できるでしょうが、
実際には逆上がりはできない状態です。
塾や予備校で授業を受けている人たちにも
これと全く同じ事が起こっています。
学校で授業を受けて、
さらに塾・予備校でも授業を受けているので、
理解はしているでしょう。
でも、それは理解しているだけで、
実際に問題が解ける状態ではありません。
鉄棒の逆上がりのやり方を理解しているけど、
実際には逆上がりができない人と全く同じです。
にもかかわらず、
塾や予備校に通っている人たちは、
理解しただけで満足しています。
「理解しただけでは問題は解けない」
という現実を見ようともしません。
理解(インプット)しただけで
できるつもりになってはいけません。
実際にできるようになるまで、
練習(アウトプット)しなければいけないのです。
「塾の授業を休まず受けているのに
全く成績が上がりません…」
このような質問がよく届きます。
同じ悩みを持っている人も多いでしょう。
僕の回答は単純明快です。
「塾の授業を受けてるのに
成績が上がらない」ではなくて、
「塾の授業を受けすぎているから、
成績が上がらない」のです。
僕は逆に聞きたいです。
あなたには
過去に数々の成功体験があるのに、
なぜその時に成功した方法を
捨ててしまうんですか?
あなたは、初めて
自転車に乗れるようになった時も
跳び箱が飛べるようになった時も
掛け算九九が言えるようになった時も
逆上がりができるようになった時も
二重跳びができるようになった時も
練習(アウトプット)に
より多くの時間を使って
成功体験を積み重ねてきましたよね。
つまり、小学生時代までは、
インプットよりもアウトプットに
多くの時間を使って成功してきたんです。
にもかかわらず、
なぜ、中学生・高校生になった途端に
インプットばかりに時間を使うんですか?
なぜ、一日中授業を受けてばかりで、
アウトプットに時間を割こうとしないんですか?
なぜ、今までの数々の成功体験を捨てて、
わざわざ成功しにくい方法で勉強するんですか?
僕は不思議で仕方がないです…
僕は自分の教え子たちには、
過去問演習中心の勉強をさせています。
つまりアウトプット中心の勉強です。
あなたが過去に積み重ねてきた
数々の成功体験と全く同じように、
「原理原則」に忠実に従って
アウトプットを重視しています。
そして、
せっかくアウトプットをするのなら、
受験する大学・高校の入試問題の
出題形式に慣れておいた方がいいですよね。
だから過去問を使っています。
※
過去問題集の使い方は、
こちらの記事を参考にしてください。
つまり、僕の勉強法は、
「原理原則」に忠実なのです。
過去の数々の成功体験から
その本質を抽出して(抽象化)、
受験勉強に当てはめただけです。
ここまで原理原則に忠実な僕の勉強法が、
なぜ「非常識」と言われるのか理解不能です。
過去の成功体験からその本質を学ばず、
授業ばかり受けさせている塾や予備校の方が
よっぽど非常識だと思うんですけど…
まとめます。
塾・予備校に通っている人たちは、
授業(インプット)が多すぎるから成績が上がらない。
それに対して、僕の教え子たちは、
演習(アウトプット)中心だから成績が上がる。
そして、過去問を有効活用しているから、
さらに効率的に成績が上がる。
ものすごく単純明快です。
あなたの過去の数々の成功体験を抽象化すれば、
簡単に導き出せる本質であり結論です。
ここまで単純で明快な事を
なぜ他の指導者たちが言わないのか疑問です。
まあ、もし言ってしまったら、
塾や予備校に行く人が確実に減りますからね。
塾や予備校の立場からすれば、
絶対に隠しておきたい真実でしょう。
今回の話の結論は、
授業(インプット)の量が多すぎて、
演習(アウトプット)の量が足りていない
です。
あなたの受験勉強における
授業数(インプット)と演習量(アウトプット)の
バランスを見直してみてください。