こんにちは、KEIです。
僕が最も好きな戦国武将の一人が
武田晴信(のちの信玄)です。
歴史の教科書にも出てくる
誰でも知っている有名な武将です。
晴信は幼少期から読書を好み、
その理屈っぽい性格が原因で
父の信虎から嫌われていたそうです。
それに対し、
弟の信繁は大らかな性格で
父・信虎からとても好かれていたと
言われています。
だから、信虎は晴信を廃嫡して、
信繁に家督を譲ろうと考えていました。
この事を知った晴信は、
思い切って大胆な行動に出ます。
父・信虎を甲斐の国から追放し、
自ら家督を継ぎました。
晴信は父に対して謀反を起こして、
家督を父から奪い取ったのです。
その26年後。
因果応報というのでしょうか。
信玄は嫡男の義信に謀反を起こされ、
彼を東光寺に幽閉しました。
父に対して謀反を起こした信玄が、
今度は子に謀反を起こされたのです。
(義信は幽閉中に東光寺で死去)
僕は今回は、
父に謀反を起こす事が
良い事なのか悪い事なのかを
論じたいわけではありません。
子に謀反を起こされる事が
良い事なのか悪い事なのかを
論じたいわけでもありません。
ただ、僕がお伝えしたいのは、
晴信が父・信虎に対して謀反を起こした時、
ほとんどの家臣が晴信に味方して、
武田家は一致団結していたという事です。
特に、弟の信繁でさえも、
父である信虎に味方するのではなくて、
兄の晴信に従いました。
信繁は父・信虎から気に入られていて、
父に従っていれば家督を相続できたのに、
それでも兄の晴信に従ったのです。
また、嫡男・義信が
信玄に対して謀反を起こした時も、
ほとんどの家臣が信玄に味方して
義信に従う人はわずかでした。
謀反を起こした時も起こされた時も、
武田家のほとんどの家臣は
信玄(晴信)に味方したのです。
この信玄(晴信)の家臣をまとめる力が
武田の騎馬隊を「戦国最強」と言わしめた
原動力になったのだと思います。
僕が今回、武田信玄(晴信)の事を
「父に背き、子に背かれた男」として
紹介をしたのは、
大きな事を成し遂げる人は
「非常識な事を決断して実行している」
という事を伝えたかったからです。
父に背く事が良い事だと
言っているのではありません。
我が子を寺に幽閉する事が
良い事だと言っているのでもありません。
ただ、あれほどの事を成し遂げる人は、
父を追放したり、我が子を寺に幽閉したり、
それくらい非常識な事を決断する
勇気と覚悟を持っていると言いたいのです。
武田信玄(晴信)も、
父を追放する時は迷いに迷ったでしょう。
それでも、勇気を持って
覚悟を決めて決断しました。
謀反を起こされたとはいえ、
我が子を寺に幽閉する時も迷ったでしょう。
それでも、勇気を持って
覚悟を決めて決断しました。
何が正しいかなんて
絶対に誰にもわかりません。
父に謀反を起こす事は正しいのか、
間違っているのかは誰にもわかりません。
晴信の事を「親不孝者」とか、
「父を追放した極悪非道の息子」と
罵る人もいるでしょう。
でも、信虎時代の悪政に耐えかねていて、
晴信の勇気ある決断を歓迎した領民もいるのです。
だから、どちらが正しいかなんて
絶対に誰にもわかりません。
重要なのは、どちらであっても、
それを決断する勇気と覚悟です。
僕らがやっている受験勉強は、
武田晴信(信玄)がやってきた事と比べれば、
はるかにちっぽけな事です。
「勇気・覚悟・決断」なんて
大げさすぎる言い方なのかもしれません。
でも、あなたの周りに、
1~3ヶ月くらいの期間で
偏差値を10~20以上アップさせている人は
どれくらいいますか?
ほとんどいないのではないですか?
つまり、上記の成果を出す事は、
世間的には「非常識」な事なのです。
非常識な成果を出したいのであれば、
非常識な事をするしか方法はありません。
常識的な事をやっていたら、
常識の範囲内の成果しか出ませんから。
武田信玄が父・信虎を追放し、
嫡男・義信を寺に幽閉したように、
周囲の人から批判されるくらいの
「非常識」な決断をする必要があるのです。
つまり、
学校に行って、塾や予備校にも行って、
家に帰ったら寝てしまう。
そんな誰でもやっている事を
あなたもいつまでもやっていたら、
他の人たちと同じ結果しか出せません。
「1~3ヶ月で偏差値10~20以上アップ」
そんな事はいつまでも夢のまた夢でしょう。
僕は大学受験生時代、1ヶ月半の勉強で、
偏差値を20以上アップさせました。
世間的には「非常識」な成果です。
だから、成果が出るまでの間は、
周囲の人たちからは
「アイツは絶対に落ちる」と
言われていました。
僕の勉強のやり方が
世間的には「非常識」だったからです。
僕は自分が経験したからわかります。
周りの人がみんな賛成するような
誰でも思いつく当たり前の事をしていたら、
他の人と同じ成果しか出ませんよ。
ほとんどの人は、1~3ヶ月勉強しても、
・全く成績が上がらない
・それどころか成績が下がる人も多い
・良くても偏差値1~3アップくらい
この程度の成果しか出せません。
だから、他の人と同じ事をしていたら、
この程度の成果しか出ないという事です。
それに対して、
「NEO UNIVERSE」に参加している
僕の教え子たちは、
1~3ヶ月くらいの期間で
偏差値を10~20以上アップさせる人が
次々と出ています。
(文系・理系・国公立・私立を問わず)
なぜなのか?
「非常識」な僕の勉強法を
素直に実践しているからです。
僕が受験生時代に散々バカにされた方法を
彼らは謙虚に素直に実践しているからです。
世間的には非常識なのかもしれませんが、
彼らは勇気を持って覚悟を決めて
「絶対にやる!」と決断したのです。
僕は結局は、
この「勇気・覚悟・決断」が
結果を大きく左右すると思っています。
周囲の人からバカにされたり
批判(非難)されるくらい非常識な事を
決断する勇気と覚悟があるのか?
ここで決まるのです。
僕は受験生時代に散々バカにされて、
「アイツは絶対に落ちる」と言われても、
自分が考えた非常識な方法を
最後までやり抜きました。
その結果、
全国模試の偏差値は70台後半になり、
早大速報模試では全国2位になり、
早慶にダブル合格しました。
僕と同様の成果を出している
僕の教え子たちも全く同じです。
周囲の人たちとは全く違っていても、
僕が教えた方法を素直に実践しています。
「勇気」と「覚悟」と「決断」です。
周囲の人とは違っていても、
世間の常識とは違っていても、
それでもやり抜いているのです。
僕がよく歴史の話をするのは、
先に生きた先輩たちから、
こういう事を学んでほしいからです。
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非常識な成果を出すためには、
非常識な事を勇気を持って覚悟を決めて決断し、
それを最後までやり抜かなければいけない
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今回は、この事を、
武田晴信(信玄)の事例から
お伝えしました。
よく考えてみてください。
P.S.
今まで成績が上がらなかった人が
短期間で成果を出すためにはどうすべきか?
最初に何を変えるべきなのか?
コチラの記事に
その方法を書いておきました。