こんにちは、KEIです。
先日、次のような質問が
僕のところに届いていました。
「現代文の速読の方法を知りたいです。」
もうお気付きだと思いますが、
僕はこのようなテクニック系の話を
ほとんどしていません。
その理由は単純です。
僕がテクニック系の話をしても、
何の参考にもならないからです。
ためしに上記の質問に
僕が答えてみましょうか?
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【KEIの回答】
僕は「現代文の速読」という事を
意識したことがありません。
なぜなら、僕は、
「古文を捨てていたから」です。
僕は試験開始後5分~10分で、
適当に古文の解答用紙を埋めていました。
その後に残りの時間を
たっぷり使って現代文を解いていました。
だから、「速読」を意識しなくても、
僕は現代文で時間が足りなくなる事は
ほとんどありませんでした。
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これが先ほどの質問に対する
僕からの回答です。
参考になりますか?
ならないですよね?
僕と同じように古文を捨てている人には
参考になるかもしれません。
でも、そんな人はほとんどいないので、
参考にはならないのではないでしょうか?
だから、僕は、
個別科目に関してのテクニック系の話を
ほとんどしないようにしているのです。
先日、僕が次のような
話をしたのを覚えていますか?
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僕の受験勉強のやり方には
ほとんどライバルがいなかった。
だから簡単に成績が上がったし合格できた。
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この記事で話しました。
今回の話で、その意味が
分かったのではないでしょうか?
僕の受験勉強のやり方には
ほとんどライバルがいないという事です。
古文を捨ててしまって、
最初の5分~10分で適当に解答用紙を埋めて、
残り時間でずっと現代文を解いている人が
あなたの周りにいますか?
いないんじゃありませんか?
だから、僕にはほとんど、
ライバルが存在しなかったんです。
僕の教え子では、
「入試マスタープログラム」に
参加していたUさんは、
高3の4月~6月の間、
ほぼ英語しか勉強していません。
しかも、最初の1ヶ月間に、
やっていたのは「中学英語」です。
その結果、Uさんは、
2ヶ月で英語の偏差値を40近く上げて、
難関国公立大学(理学部)に
現役合格しました。
こんなやり方をしている人がいますか?
ほとんどいないんじゃありませんか?
大多数の人は高3になったら、
塾や予備校で難しい問題ばかりを
解いていますよね?
しかも、複数科目を同時に、
勉強している人がほとんどです。
でも、Uさんの場合は、
彼らとは全く逆です。
塾や予備校には行かずに、
高3なのに中学レベルの勉強を
自宅でやっていました。
しかも、最初の3ヶ月は、
ほぼ英語しか勉強していません。
つまり、Uさんには、
ほとんどライバルがいなかった
という事です。
同じような勉強のやり方を
している人がいなかったんですから。
他にも、
現在「NEO UNIVERSE」に
参加しているHくん(高3)は、
英語を捨て科目にしてしまって、
数学と理科だけを勉強していました。
その結果、Hくんは、
河合塾の全国模試と進研模試で
数学満点を取って全国1位になり、
物理の偏差値も
短期間で20上げてしまいました。
Hくんは、
国公立大学志望でありながら、
英語の勉強を放棄していたのです。
こんなやり方をしている人がいますか?
ほとんどいないんじゃありませんか?
つまり、Hくんにも、
ほぼライバルが存在しないという事です。
これが、先日の記事で、
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僕と僕の教え子たちには、
ほとんどライバルが存在しない。
同じ勉強のやり方をしている人が
他にほとんどいないから。
だから、
他の人たちがレッドオーシャンで
血で血を洗う激しい戦いをしている時に、
僕の教え子たちだけは、
ブルーオーシャンで涼しげに爽やかに
簡単に成績を上げている。
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と言った理由です。
UさんとHくんは
2人とも国公立理系志望です。
しかし、
Uさんは最初は
英語の勉強に完全集中していたのに、
Hくんは全く逆で
英語の勉強を捨てていました。
2人は正反対に見えます。
でも本質的には同じなんですよ。
なぜなら、2人は、
「同じ勉強のやり方をしている人がいない」
「だから、ライバルがほとんどいない」
という点が全く同じだからです。
そして、
Uさんは集中して勉強した英語の
偏差値を2ヶ月で40近くアップさせ、
Hくんは集中して勉強した2科目、
数学は模試で満点を取って全国1位、
物理は偏差値20アップ。
つまり、2人には、
他の人とは違う勉強のやり方をして、
短期間で成果を出したという共通点が
存在するのです。
では、なぜ2人は、
世間の常識とはかけ離れている
上記のような非常識な勉強のやり方を
したのでしょうか?
それが、
僕がNEO UNIVERSEで教えている
勉強のやり方の「本質」なのです。
僕は受験生時代に、
色々な科目・分野を捨てました。
それらの勉強を放棄して、
早慶にダブル合格しました。
だから、僕自身が受験生時代に、
「非常識」な勉強のやり方をしていたのです。
周りの人たちからは、
「アイツは絶対に落ちる…」と
言われ続けていました。
でも、僕はそう思いませんでした。
「ライバルがいなくて楽だな(笑)」
と思っていました。
一見「非常識」に見えるかもしれませんが、
僕には僕なりの根拠があって、
「捨て科目・分野」を作っていました。
それらの科目を捨てる理由があって、
それらの科目を捨てても合格できるという
明確な根拠もありました。
「NEO UNIVERSE」では、
それを全て公開しているのです。
優先して勉強すべき科目と
捨てたり後回しにすべき科目を
明確に区別すべきと推奨しているのです。
正直、僕は、
Hくんから「英語を捨てました」と聞いた時、
「何考えてんだ?コイツ?」と思いました(笑)
僕の中では、英語は、
「絶対に捨ててはいけない科目」だからです。
でも、Hくんの
第一志望大学の配点と合格最低点を見た時、
すぐに納得しました。
あの配点と合格最低点で
英語が苦手で数学と理科が得意なら、
僕も英語を捨ててしまって、
数学と理科に集中するかもしれません。
つまり、Hくんは、
僕が「NEO UNIVERSE」で教えている事を
正確に理解してその本質をつかみ取り、
その本質部分を自分の受験勉強に
応用して使っていたのです。
僕は「NEO UNIVERSE」では、
・優先順位をつける事の重要性
・優先的に勉強すべき科目を選ぶ基準
・捨てたり後回しにすべき科目を選ぶ基準
これらを強調して教えています。
僕が教えている事は「原理原則」なので、
・実際にどの科目を捨てるか?
・実際にどの科目を優先して勉強するか?
これらは人によって違うでしょう。
人によって受験科目は違うし、
人によって受験する大学も違うし、
人によって得意・不得意も違うからです。
だから、
Uさんは英語を優先して勉強し、
Hくんは英語を捨てて数学と理科を優先する
という違いが生まれたのです。
でも、2人の選択は
「NEO UNIVERSE」の理論に則っているので、
その本質は全く同じなのです。
そして、「NEO UNIVERSE」では、
優先して勉強すべき科目と
捨てたり後回しにすべき科目の
選び方だけでなく、
超速で成果を出すための
勉強法も教えています。
それが、
NU通信【22】の
「超・短期間で成績を上げる方法」
です。
僕自身は、
優先して勉強する科目と
捨てたり後回しにする科目を
明確に区別すべきだと思っています。
でも、
捨てる科目を作ったり、
後回しにする科目を作る事は、
やはりそれなりのリスクを
背負う事になるわけです。
だから、そのリスクを最小にするために、
優先して勉強する科目を超速スピードで
成績を上げるための方法を考えました。
それが、NU通信【22】の
「超・短期間で成績を上げる方法」です。
優先科目を超速スピードで上げてしまえば、
捨てた科目を勉強する時間ができますから。
Hくんは数学で全国1位になり、
物理の偏差値もすぐに20上がったので、
「英語を勉強するかもしれません」
と言っていました。
面白いもので、
英語を捨ててしまったおかげで、
英語を勉強する余裕が生まれたのです。
数学と理科では、
それなりの目途がつきましたから。
このように、
「NEO UNIVERSE」で
僕の理論を学んだ教え子たちは、
ライバル不在の
自分だけの勉強法を編み出しています。
その結果として、
ブルーオーシャンを進み、
涼しげに爽やかに成績を上げています。
反対に、
「現代文の速読の方法を知りたいです。」
とテクニックばかりを意識している人たちは、
ライバルだらけのレッドオーシャンに
自らを放り込んでしまっています。
だって、
そのような事については
みんなが考えているじゃないですか。
みんなが考えているという事は、
周りはライバルだらけという事ですよ。
当たり前ですが、
みんなと同じ事を考えたり、
みんなと同じ事をやる場合には、
才能の勝負になります。
才能が上回っている人が勝ち、
才能が劣っている人は負けます。
まさに、レッドオーシャンで、
血で血を洗う戦いをする事になります。
でも、僕みたいな才能ナシ・根性ナシは、
レッドオーシャンで戦ったら勝てません。
だから、僕は、ライバルと戦わずに
ブルーオーシャンを進む方法を考えました。
優先して勉強すべき科目と
捨てたり後回しにすべき科目を明確に区別し、
優先して勉強する科目の成績を
超速のスピードで上げていく方法を
僕は「NEO UNIVERSE」で教えているのです。
小手先のテクニックではなく、
最速で成績を上げるために必要な
勉強法の「原理原則」を教えています。
でも、僕は、
「テクニックは完全に不要」
だとは思っていません。
実際、教え子たちに、
テクニックを学んでもらうための
機会も作っています。
今回は長くなってしまったので、
科目別勉強法などのテクニックの学び方は
また次回にお話しします。
【次回の記事】