こんにちは、KEIです。
日本の受験勉強業界では、
塾や予備校で勉強する方法が主流です。
そして、人間は本能的に
「他の人たちと同じ行動を取りたい」
という欲求を持っています。
多くの人が塾や予備校に通っているので、
「自分も塾・予備校に行かないと不安だ」
「塾や予備校に行く事で安心できる」
という気持ちが必ず生じるのです。
これは人間である限りは仕方がない事であり、
ある程度の合理性は持っていると言えます。
しかし、ここで、
考えなくてはいけない事があります。
それは、
他の受験生たちと同じ行動を取ることで、
本当にあなたの受験勉強が有利に進むのか?
という事です。
他の人たちと同じ方法で勉強するという事は、
それだけライバルが多くなるという事です。
みんなと同じように塾・予備校に通って
みんなと同じように勉強をするという事は、
あなたと同じ情報を持つライバルが
かなり多くなるという事です。
つまり、あなたは、
そのかなり多いライバルたちを蹴散らさなければ、
志望校に合格することができなくなるのです。
自分から好き好んで
ライバルが多い激戦区に飛び込んでしまった
という事です。
それはそうですよね。
あなたと同じ方法で勉強している
受験生が周りにたくさんいるわけですから、
彼らが皆ライバルになってしまいます。
そして、彼らと戦って
彼らを蹴散らさないかぎり、
あなたは合格することができないのです。
それに対して、
僕は受験生時代どうしていたか?
そのライバルが多い
予備校の授業を受ける数を減らし、
独自の戦略で受験勉強を進めていきました。
僕は過去問から逆算して勉強したのですが、
そのような受験勉強のやり方をしている人は
僕の周りには皆無でした。
つまり、僕には
ライバルがいなかったのです。
他の大多数の受験生たちが
激戦区である予備校でしのぎを削っている中、
僕はライバルと戦うことなく偏差値を上げ続け、
入試本番でも楽に合格してしまったのです。
僕はよく、
「過去問研究なんてKEIさん凄いですね!」
「それはKEIさんだからできたんですよ!」
「自分には無理なので予備校に行きます!」
と言われます。
でも、本当にそうなのでしょうか?
僕の目から見たら、
予備校の授業をたくさん受けてたくさん勉強して、
たくさんのライバルを蹴散らして合格する事の方が
はるかに難しく見えるのですが…
もっとわかりやすい話をしましょう。
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成績 = 勉強の量 × 勉強の質 × 生まれ持った才能
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上記が僕が考える、
成績を決める3つの要素です。
受験の合否を決める3つの要素
と言ってもいいかもしれません。
塾や予備校に通っている人は
1日の多くの時間を「授業」に捧げています。
家に帰ってから復習をするかどうかも重要ですが、
そもそも1日の大半を「授業」に使っているので、
彼らの間では勉強時間にはあまり差がつきません。
つまり、
塾や予備校に通って勉強している受験生の間では、
「勉強の量」では大きな差はつかないのです。
次に、「勉強の質」はどうでしょうか?
塾・予備校に毎日通って
みんなが同じような授業を受けているのですから、
「勉強の質」でもあまり差はつきません。
復習の仕方に多少の違いがあったとしても、
そもそも1日の大部分の時間を捧げている
授業の内容が同じようなものなのですから、
「勉強の質」でも差はつかないでしょう。
話をまとめます。
塾や予備校に通っている受験生の間では、
「勉強の量」と「勉強の質」の2つの要素では
あまり差がつきません。
では、何が原因で
成績に差がついていくのか?
何が原因で、
受験の合否がわかれるのか?
そうです。
もう一つの要素である
「生まれ持った才能」で決まってしまうのです。
「勉強の量」と「勉強の質」
この2つの要素ではほとんど差がないのですから、
「才能」の差で合否がわかれてしまうのです。
「あいつは頭が良いから成績が良い」
「自分は頭が悪いから合格できない」
このような事を言っている人がよくいますが、
それは限定的には正しいんですよね。
「限定的には正しい」というのは、
塾や予備校に行って
「勉強の量」と「勉強の質」の2つの要素では
ほとんど差がつかない状況下では、
残りの「生まれ持った才能」で
成績や受験の合否が決まってしまうというのは、
正しい理屈だという事です。
「勉強の量」と「勉強の質」が
固定されてしまっているのですからね。
でも、僕が疑問に思うのは、
「勉強の量」「勉強の質」という重要な2つの要素を
なぜ塾や予備校という赤の他人に丸投げするのか?
という事です。
なぜ、赤の他人に全てを任せて
重要な2つの要素を固定してしまって、
ライバルがたくさんいる激戦区に
自ら好き好んで飛び込んでいくんですか?
と疑問に思うのです。
僕だったら、
塾や予備校に丸投げにするのをやめて、
「勉強の量」「勉強の質」を自分でコントロールして、
「生まれ持った才能」に頼らなくても合格できる
凡人向けの方法で勉強する方が賢いと思うのですが…
僕は、自分の受験生時代を振り返って、
「あのまま予備校の授業に頼っていたら
どうなってしまったのか?」
と考えると恐ろしくなります。
僕が受験した当時は、
早稲田大学の受験倍率は約10倍でした。
今でも7~8倍くらいはあると思います。
その倍率10倍の激戦区に
「生まれ持った才能」で勝負を挑んでいたら、
僕は確実に敗北したでしょうね(苦笑)
僕は塾や予備校に丸投げするのをやめて、
「勉強の量」「勉強の質」を
自分でコントロールしました。
過去問研究で「勉強の質」を徹底的に磨き上げ、
ライバル不在の合格ロードを進んでいきました。
その結果、
早慶の合計4学部に
無事に合格することができました。
「過去問研究なんて難しそう…」
「自分で戦略を練るなんて大変そう…」
とよく言われます。
でも、過去問研究をして戦略を練る事なんて、
ライバルが多い激戦区の塾や予備校に飛び込んで
「生まれ持った才能」で勝負を挑むのと比べれば、
はるかに簡単だと思うのは僕だけでしょうか?
僕は塾や予備校に丸投げするのをやめ、
他人任せにするのをやめました。
受験勉強を効率化する方法を考え、
自分で独自の戦略を練りました。
その結果、
早大即応模試で全国2位になり、
偏差値も70台後半まで上がっていき、
早慶にダブル合格しました。
そして、指導者となった現在は、
偏差値10以上アップの教え子を
たくさん輩出してます。
この僕の思考と戦略を
「NEO UNIVERSE」で公開しています。
是非、飛び込んできてください。