僕が犯したさらなる過ち(大学進学編)

こんにちは、KEIです。

 

前回の記事では、

僕が今でも後悔し続けている事
についてお話ししました。

 

簡単にまとめておくと、

僕は自分が学びたい事を学べる
早稲田大学教育学部ではなく、
世間体や他人の評価を気にして
慶応義塾大学経済学部を選んでしまいました。

その結果、全く興味がなかった
経済学を学ぶのが苦痛で大学に行かなくなり、
留年してしまったという話です。

 

でも、これだけならまだよかった。

これだけの過ちで止めておけば、
また違った大学生活を送れたはずです。

僕はさらなる過ちを犯してしまったので、
ダラダラとした5年間を過ごしました。

 

その過ちとは何なのか?

 

そもそもの話ですが、

世間体や他人の評価を気にしたり、
他人の価値観に従って生きる事は
間違っているわけではありません。

というか、本来は、
「正しい」「間違っている」という基準で
物事を判断する事がおかしいのです。

 

正しい一つの正解があるのは
受験勉強でやっているテストの解答だけで、
その他の事には正解なんかありません。

絶対に守らなければいけない事は
法律で定められているので、
その法律に反しないかぎりは、
自分がやりたい事を自由にやっていいのです。

 

だから、他人の価値観に従ってもいいし、
他人の価値観に従わないのも自分の自由です。

 

そして、さらに重要なのは、

自分が好きな事をしてもいいけど、
(法律に反しないかぎりで)

自分がやった事は
全て自分の責任だという事です。

 

つまり、僕の場合であれば、

世間体や他人の評価を気にして
慶応経済に進学した事は間違っていないけど、

その責任は、そういう選択をした
僕自身に全てあるという事です。

 

でも、当時の僕は
そのように考えなかった。

 

「歴史を学ぶのは就職に不利」
「経済か法律を学ぶべきだ」

と僕にアドバイスをしてくれた塾長。

 

なぜ、あの時に塾長は、
「お前が好きな事を学んだ方がいいよ」
と言ってくれなかったんだろう?

僕はそう考えてしまったのです。

 

また、僕が早稲田の教育と
慶応の経済の両方に合格した時、

周囲の友人たちの全員が
慶応の経済を僕に勧めてきました。

 

「なぜあの時、早稲田の教育を
勧めてくれる奴が一人もいなかったんだ?」

と僕は思ってしまったのです。

 

また、僕が早慶にダブル合格した時に、

僕の両親は、「自分が頑張ったんだから、
自分の好きな所に行け!」と言ってくれました。

(僕の両親は高卒なので、大学に関する
知識がなかったこともあると思いますが…)

 

普通に考えたら、
ものすごく理解のある両親です。

「俺は最高の親に恵まれた」と
感謝しなければいけません。

 

でも、当時の僕は
そのようには考えなかった。

「どうしてあの時の俺に
早稲田の教育を勧めてくれなかったんだ?!」
と思ってしまったのです。

 

つまり、大学入学後の僕は、

大学に行かずに毎日バイトばかりして
バイト仲間と遊び呆けていた自分の事を
正当化していたのです。

「俺が悪いんじゃない」
「俺に経済学を勧めた奴らが悪いんだ!」

と思っていたのです。

 

もし、あの時の僕に、

「自分の選択が間違っていた。
たしかに俺に経済学部を勧めてきた人はいる。

でも、それはその人の意見だ。
その意見を聞くか聞かないかは俺の自由。

結局は、彼らの意見を聞いた
自分自身に全ての責任がある。」

という当たり前の考え方ができていれば、
あのような大学生活にはならなかったはずです。

 

つまり、当時の僕は、
マインドが腐りきっていたという事ですね。

「高学歴だけど頭が悪い奴」の典型例です。

 

現在の僕の目の前に、
もし当時の僕が立っていたら、

今すぐにボコボコにして
二度と生意気な口をきけなくしてやります。

 

当時の僕と同じように、
今進路に悩んでいる人もいるでしょう。

周りの人たちから、
それぞれ違う意見を言われて
混乱しているかもしれません。

 

でも、彼らの意見は、
それぞれ彼らの個人的な価値観なのであって、
どれも正解ではありません。

というか、そもそも、
「正解」なんて存在しないのです。

 

日本人は子供の頃から
正解があるテストを受けさせられています。

だから、どんな事にも
一つの正解があると考えてしまうのですが、
テスト以外の事には正解はありません。

 

しかし、正解がない中でも、
あなたは決断をしなければいけません。

当時の僕の場合であれば、
早稲田の教育にするか慶応の経済にするか
決断しなければいけないのです。

 

そして、決断した事に関しては、
100%自分の責任です。

仮に、誰かに
言われた通りにしたのであっても、
それは「言われた通りにする」という
決断をしたあなた自身の責任です。

 

・他人の価値観に従って生きるのか
・自分の価値観を貫いて生きるのか

 

どちらも間違っていないし、
どちらも正解ではありません。

あなたは自分の好きな方を選択できるし、
選択した責任は全て自分に帰属します。

 

現在の僕は、

他人の価値観に従うのをやめて、
自分の価値観を貫いて生きています。

だから、会社を辞めたし、
自分の好きな事をして生きています。

 

それは、今の自分の生き方が
正しいと思っているからではありません。

会社や組織に所属して
世間体や他人の評価を気にして生きる事を
間違っていると思ったからでもありません。

 

現在の僕は、

「正しいか」「間違っているか」
という基準で物事を判断しているのではなく、

自分が「やりたいか」「やりたくないか」
という基準で物事を判断しているのです。

 

なぜなら、

自分がやりたい事であれば、
壁にぶつかっても立ち向かえますが、

自分がやりたくない事であれば、
壁にぶつかった時に立ち向かう力が
湧いてこないからです。

 

どんな選択をしたとしても、
必ず試練があります。

その試練に立ち向かえるかどうかは、
結局は、自分が今やっている事が
好きなのか嫌いなのかだと思うのです。

 

今進路に悩んでいる人がいたら、
今回の記事を参考にしてみてください。

ただ、上述の考えは、
あくまで「僕個人の意見」であって
「正解」ではありません。

 

何を選択するかはあなたの自由です。

そして、自分で選択したからには、
それは全て自分の責任である事を
絶対に忘れてはいけません。

 

それを忘れてしまったら、
昔の僕のような「バカ」になります。

 

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