こんにちは、KEIです。
「苦手科目を作ってはいけない」
「全科目しっかりと勉強しなくてはいけない」
僕たちはそう教えられています。
学校でも塾でも。
家では親からも。
だから、無意識のうちに
苦手科目を作らないように勉強しているし、
苦手科目ができてしまった場合には、
それを優先的に勉強するようにしています。
その結果…
いつまでも克服できない
苦手科目に気を取られすぎて、
他の科目にも悪影響を及ぼし
モチベーションが下がってしまいます。
でも、そもそも、
なぜ苦手科目を克服しないと
いけないんですか?
苦手科目があったって、
志望校に合格できるのであれば、
そのままでよくないですか?
すくなくとも、
僕は苦手科目を克服していないし、
克服しようともしませんでした。
苦手科目は放置しておいたし、
それでも全く問題なく
早慶にダブル合格しました。
僕の目から見たら、
「志望校に合格する」という目的を忘れ、
「苦手科目を克服する」という事が
目的になってしまっている人が多すぎます。
多くの人は知らないんですよね。
苦手科目を克服しなくても
志望校には合格できるという事を。
だから、
学校の教師や塾の講師、
そして親たちが言っている
「苦手科目を作ってはいけない」という
くだらない常識に染められてしまい、
そこから永久に抜け出せないのです。
その結果、
苦手科目を気にしすぎて
全科目成績が上がらないという
悪循環にハマってしまいます。
そして、モチベーションが下がり、
勉強する気がなくなります。
当たり前ですよね。
そう簡単には克服できないから
「苦手科目」になっているのですよ。
簡単に克服できるくらいなら
最初から「苦手」にはなりません。
つまり、「苦手科目」というのは、
あなたにとっては成績が上がりにくい
科目なんです。
その「成績が上がりにくい科目」に
他の科目と同じ or それ以上の時間を割いて
どうするつもりですか?
僕にはキチガイにしか見えませんが…
僕の戦略の下では、
受験勉強での苦手科目との関わり方は、
下記の2つのどちらかです。
1.放置しても合格できる場合
2.放置はできないが後回しでもいい場合
※
僕の場合は 1.に該当したので、
苦手科目を放置したまま合格しました。
上記の2つのどちらかです。
だから、いずれにしても、
一番最初に苦手科目から勉強するという
効率の悪いやり方はしないわけです。
苦手科目から勉強して
成績が上がるケースというのは
かなり特殊でレアからね。
実は、
昨年の「入試マスタープログラム」で
偏差値を30以上(40近く)アップさせて
難関国公立大学(理学部)に
現役合格した教え子のUさんは、
この特殊でレアなケースに
該当していました。
しかし、大多数の受験生は
この特殊でレアなケースには該当しません。
だから、苦手科目に固執していたら
永遠に成績は上がらないでしょう。
「苦手科目との関わり方」
これは、僕が「NEO UNIVERSE」で
教えている事の中でも重要度が高いです。
基本的に、僕は教え子には、
苦手科目を放置させるか
後回しにさせます。
だから、僕の教え子は
短期間で大きく成績を上げる人が
続出しています。
今回は、最後に、
本田技研工業の創業者である
本田宗一郎さんの言葉を紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は不得手なことは一切やらず、
得意なことだけをやるようにしている。
嫌いなことをムリしてやったって
仕方がないだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたも一度しっかりと、
苦手科目との関わり方を考えてみては
いかかでしょうか。
【NU生の皆さんへ】
今回の論点である
「苦手科目との関わり方」はとても重要なので、
僕はNU通信内で何回も話をしてきました。
だから、本来であれば、
NU通信を全て復習してほしいです。
でも、優先順位というものもあるので、
今回はそれをお伝えしておきます。
苦手科目を
1.放置しても合格できる場合
2.放置はできないが後回しでもいい場合
この辺りの事に関しては、
NU通信の
【4】「2つのタイプの入試問題」
を復習してください。
「KEIが苦手科目を放置したまま合格した」
という事に関しては、
NU通信の
【3】「ヤマ勘で早稲田に合格する方法」
【9】「KEIの慶應義塾大学合格戦略」
【10】「KEIの早稲田大学合格戦略」
を参照してください。
また、放置した苦手科目を
入試本番で得点する方法に関しては
NU通信の
【11】「苦手科目(分野)得点戦術」
を参照してください。
昨年の「入試マスタープログラム」で
偏差値を30以上(40近く)アップさせて
難関国公立大学に現役合格したUさんが、
なぜ「苦手科目から勉強しても成績が上がる
特殊なケースに該当するのか?」に関しては、
NU通信の【15】【16】を参照してください。
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